国内外フィールドワーク等派遣事業 研究成果レポート



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梅 定娥(国際日本研究専攻) | |
1.事業実施の目的 【h.海外フィールドワーク派遣事業】 | |
博士論文を執筆ための資料調査 | |
2.実施場所 | |
中国国家図書館・北京大学図書館・中国現代文学館・天津南開大学図書館 | |
3.実施期日 | |
平成18年5月27日(土) から 平成18年6月9日(金) | |
4.事業の概要 | |
博士論文を執筆のために初めての海外資料調査となります。「満洲国」文学に関する資料は散逸したものが多いし、どの図書館に何があるのかを知ることも難しいです。中国東北地方の各図書館には所蔵が結構あるらしいですが、そこの図書館の利用にいろいろな制限があるそうで、まず北京に行くことにしました。 |
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5.本事業の実施によって得られた成果 | |
「満洲国」関係資料が人の目に触れずに眠っているものが多いです。私はこれらの資料を発掘しながら博士論文を書こうと思っています。今度の調査成果として古丁訳夏目漱石の『心』をはじめとする「満洲国」時代日本にかかわりのある資料を多く見つけました。これらの資料を検討しながら論文を一本書きたいと思っています。 |
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6.本事業について | |
今回の資料調査によって研究者は強力な経済サポートがなければなかなかいい研究が出来ないということをつくづく思いました。そういう意味で、私たちに調査経費を提供してくださるイニシアティブ事業が非常にありがたい存在です。我々院生はこれをうまく利用して研究者として成長していけばいいなと思っています。 |
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