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平成17・18年度学生企画教育推進事業群


学生企画教育推進事業群

本事業群は、学生自らが所属専攻の枠を超えて、もしくは学生の博士論文研究に関連する国内外のフィールドワーク、学生合同セミナー、学生企画事業(Student Initiative Project)を企画し、国際レベルで日本文化研究活動を推進するプログラムです。さらには、各専攻に学生支援相談員を配置し、他専攻所属の学生が当該大学共同利用機関を活用するときの支援を行い、学生・教員間の学術交流を促進するとともに、学生の教育能力を開発育成するプログラムです。

国内外フィールドワーク等派遣事業
学生支援相談員事業
学生合同セミナー事業
学生企画事業(Student Initiative Project)
 対談集(教授・准教授×学生)



国内外フィールドワーク等派遣事業

【平成18年度派遣対象者について】
  名前を クリックしていただくと、研究成果レポートがご覧になれます。

<12月15日文化科学研究科イニシアティブ委員会選考>
《海外》
矢嶋美香子(地域文化学)【h.海外フィールドワーク派遣事業】
  目的: 銅合金職人集落についての基礎調査および関連する文献の収集
  実施場所: ダッカ国立大学

米山知子(比較文化学)【h.海外フィールドワーク派遣事業】
  目的: イスタンブルのアレヴィー文化協会におけるセマーの扱われ方に関する研究のため
  実施場所: カラジャアフメット・スルタン文化普及・相互扶助・霊廟修復協会、シャフクル・スルタン教育機関維持・修復および活性化協会、ジェム・ヴァクフ(トルコ共和国 イスタンブル)

浅見恵理(比較文化学)【h.海外フィールドワーク派遣事業】
  目的: 遺跡踏査および発掘事前調査
  実施場所: 天野博物館、チャンカイ谷(ペルー)

今中崇文(地域文化学)【h.海外フィールドワーク派遣事業】
  目的: 西安「回民街」についての基礎調査
  実施場所: 陜西師範大学西北環境と経済社会発展研究センター(中国)



<11月17日文化科学研究科イニシアティブ委員会選考>
《国内》
杉森真代(日本歴史) 【c.国内フィールドワーク派遣事業】
  目的: 石垣島川平集落における年中儀礼(節祭)・歌・唱え言の調査
  実施場所: 石垣島川平

玉山ともよ(比較文化学) 【c.国内フィールドワーク派遣事業】
  目的: アーカイブ調査
  実施場所: 原子力資料情報室(CNIC)

澤田晴美(国際日本研究) 【c.国内フィールドワーク派遣事業】
  目的: 明治期の大阪の演劇雑誌と近世浄瑠璃正本の調査
  実施場所: 大阪府立中之島図書館


《海外》

岩井千恵子(地域文化学)【h.海外フィールドワーク派遣事業】
  目的: アボリジナル教会がどのように非メンバーとネットワークを形成しているのかを再調査
  実施場所: The Baraki Christian Outreach Aboriginal Catholic Ministry

HAYEK Mattias(国際日本研究)【h.海外フィールドワーク派遣事業・f.研究科選定国際会議等派遣事業
  目的: パリ国立図書館所蔵の和・漢・仏の日用類書(暦など)の調査及びパネル報告
  実施場所: 【調査】パリ国立図書館・【学会】仏国科学研究所



<10月20日文化科学研究科イニシアティブ委員会選考>
《国内》
根津朝彦(日本歴史) 【c.国内フィールドワーク派遣事業】
  目的: 「風流夢譚」事件の聞書き調査と戦後「論壇」に関する資料調査
  実施場所: 山梨県立文学館、信州風樹文庫

《海外》

友永雄吾(地域文化学)【h.海外フィールドワーク派遣事業・e.国際会議等研究成果発表派遣事業
  目的: 博士論文テーマに関する現地フィールド調査
  実施場所: The University of Melbourne

玉山ともよ(比較文化学) 【h.海外フィールドワーク派遣事業】
  目的: フィールド調査
  実施場所: ラグナ・プエブロ保留地

 


<9月8日文化科学研究科イニシアティブ委員会選考>
《海外》
小谷幸子(比較文化学)【h.海外フィールドワーク派遣事業・e.国際会議等研究成果発表派遣事業】
  目的: 博士論文執筆のための補充調査
  実施場所: サンフランシスコ

 


<8月文化科学研究科イニシアティブ委員会選考>
《国内》
渡部鮎美(日本歴史) 【c.国内フィールドワーク派遣事業】
  目的: 日本歴史研究専攻 集中講義B 「地域研究の方法」への参加
  実施場所: 八戸市博物館

村山絵美(日本歴史) 【c.国内フィールドワーク派遣事業】

  目的: 日本歴史研究専攻 集中講義B 「地域研究の方法」への参加
  実施場所: 八戸市博物館

三野行徳(日本歴史) 【c.国内フィールドワーク派遣事業】
  目的: 博士論文作成に関わる資料収集
  実施場所: 京都府立総合資料館

《海外》
八巻惠子(比較文化学) 【h.海外フィールドワーク派遣事業】
  目的: 面接調査
  実施場所: Cathay Pacific Airways Ltd.

李 偉 (国際日本) 【h.海外フィールドワーク派遣事業・f.研究科選定国際会議等派遣事業
  目的: 史料調査
  実施場所: 上海図書館

 

 
<7月21日文化科学研究科イニシアティブ委員会選考>
《国内》
渡部鮎美(日本歴史) 【c.国内フィールドワーク派遣事業】
  目的: 稲作技術の選択と評価に関する聞き取り調査および文献・統計資料の収集等
  実施場所: 山梨県富士河口湖河口地区

佐久間俊明(日本歴史) 【c.国内フィールドワーク派遣事業】
  目的: 清沢洌の思想形成 -井口喜源治の影響を中心に-
  実施場所: 穂高郷土資料館、碌山美術館、井口喜源治記念館

横山輝樹(国際日本) 【c.国内フィールドワーク派遣事業】
  目的: 史料収集
  実施場所: 国立公文書館

李 偉(国際日本) 【c.国内フィールドワーク派遣事業】
  目的: 近世の庭園観に関する漢詩文史料調査
  実施場所: 国文学研究資料館、筑波大学付属図書館

 

<6月16日文化科学研究科イニシアティブ委員会選考>
《国内》
杉森真代(日本歴史) 【c.国内フィールドワーク派遣事業】
  目的: 沖縄県石垣島川平集落における女性神役、男性神役の役職就任課程に関する聞き取り調査、及び収穫祭「豊年祭」の調査
  実施場所: 沖縄県石垣市字川平

《海外》

小谷幸子(比較文化学) 【h.海外フィールドワーク派遣事業】
  目的: フィールド調査
  実施場所: San Francisco State University

村尾静二(比較文化学) 【h.海外フィールドワーク派遣事業】
  目的: 比較研究のための文献資料収集および現地調査
  実施場所: インドネシア国立図書館

 

<5月19日文化科学研究科イニシアティブ委員会選考>
《国内》
七田麻美子(日本文学) 【c.国内フィールドワーク派遣事業】
  目的: 博士論文作成のための資料収集
  実施場所: 京都府立総合資料館

村山絵美(日本歴史) 【c.国内フィールドワーク派遣事業】
  目的: 沖縄県慰霊の日をめぐる現地の動向を探る
  実施場所: 沖縄戦跡国定公園

渡部鮎美(日本歴史) 【c.国内フィールドワーク派遣事業】
  目的: 枇杷出荷に関する労働時間・生産費の計測、聞き取り調査、文献・統計資料の収集等
  実施場所: 千葉県南房総市富浦町丹生地区

《海外》
伊藤 悟(地域文化学) 【h.海外フィールドワーク派遣事業】
  目的: 博士論文執筆のための現地調査および国際音楽会の参加
  実施場所: 国立チェンマイ大学

梅 定娥(国際日本) 【h.海外フィールドワーク派遣事業】
  目的: 資料調査
  実施場所: 中国国家図書館・現代文学館・天津南開大学図書館等

七田麻美子(日本文学) 【h.海外フィールドワーク派遣事業・e.国際会議等研究成果発表派遣事業】
  目的: 中国東北部渤海国遺跡調査
  実施場所: 中国、黒龍江省(旧渤海国遺跡)

 

<4月21日文化科学研究科イニシアティブ委員会選考>
《国内》
七田麻美子(日本文学) 【c.国内フィールドワーク派遣事業】
  目的: 「和漢朗詠集」の諸本の調査
  実施場所: 大阪府立中之島図書館

渡部鮎美(日本歴史) 【c.国内フィールドワーク派遣事業】
  目的: 田植の労働時間の計測・オーラルな資料の収集・文献資料の収集
  実施場所: 山梨県富士河口湖河口

 

<3月17日文化科学研究科イニシアティブ委員会選考>
《国内》
松岡葉月(日本歴史) 【c.国内フィールドワーク派遣事業】
  目的: 博物館教育、および博物館教育評価に関する動向調査
  実施場所: 神戸市立博物館、ヴィゴツキー研修会

大内英範(日本文学) 【c.国内フィールドワーク派遣事業】
  目的: 源氏物語古写本の調査
  実施場所: 天理大学付属天理図書館

大内英範(日本文学) 【c.国内フィールドワーク派遣事業】
  目的: 源氏物語古写本の調査
  実施場所: 鹿児島大学図書館

一戸 渉(日本文学) 【c.国内フィールドワーク派遣事業】
  目的: 博士論文作成のための文献資料調査
  実施場所: 内藤記念くすり博物館・九州大学付属図書館・広島大学付属図書館・大阪中之島図書館・京都市内寺院各所(高台寺、高田別院等)・京都大学付属図書館・天理大学付属天理図書館

伊藤 潤(日本文学) 【c.国内フィールドワーク派遣事業】
  目的: 聖徳太子伝承・信仰関係及び南都における寺社縁起に関する文書類の調査
  実施場所: 仏教美術資料研究センター及び東大寺図書館

伊藤 潤(日本文学) 【c.国内フィールドワーク派遣事業】
  目的: 聖徳太子伝承・信仰関係における寺社縁起に関する文書類の調査
  実施場所: 叡山文庫

大内瑞恵(日本文学) 【c.国内フィールドワーク派遣事業】
  目的: 近世前期皇族・公家の文学・文化に関する文献調査
  実施場所: 京都大学付属図書館・岩瀬文庫

《海外》
工藤紗貴子(日本歴史) 【h.海外フィールドワーク派遣事業】
  目的: ブータン国内の山岳寺院の見学、参拝者の調査
  実施場所: ブータン、ネパール

松岡葉月(日本歴史) 【g.海外教育研究機関活用事業】
  目的: 博物館教育、および博物館教育評価に関する動向調査
  受入場所: 韓国国立中央博物館、国立民俗博物館


【平成17年度派遣対象者】 → こちら

学生支援相談員事業

18年度 後期学生支援相談員(任期平成18年10月1日~平成19年2月28日)
【H18.10.1現在】
梅 定娥 継続 国際日本研究専攻 国際日本文化研究センター
KORNEEVA SVETLANA 継続 国際日本研究専攻 国際日本文化研究センター
三野 行徳 新規 日本歴史研究専攻 国立歴史民俗博物館
村山 絵美 新規 日本歴史研究専攻 国立歴史民俗博物館
奥本 素子 継続 メディア社会文化専攻 メディア教育開発センター
石橋 嘉一 新規 メディア社会文化専攻 メディア教育開発センター
一戸 渉 継続 日本文学研究専攻国文学研究資料館
紅林 健志 新規 日本文学研究専攻 国文学研究資料館
 
学生支援相談員に雇用された者(以下「学生雇用者」という。)は、総合研究大学院大学文化科学研究科「総合日本文化研究実践教育プログラム」実施要領(平成17年11月18日学長裁定)第2に基づき、当該学生雇用者の教育能力の開発又は育成、もしくは文化科学研究科(以下「本研究科」という。)の学生が企画し計画する研究活動の教育的支援を目的とし、本研究科総合日本文化研究実践教育プログラムの各種事業を推進するとともに、学生雇用者が所属する専攻の専攻長及びイニシアティブ委員の指導又は助言を得て、本研究科学生の研究活動等に対する教育的支援に係る次の各号に掲げる業務を行う。
(1)
学生雇用者の所属する専攻以外の本研究科の学生が、学生雇用者が所属する専攻を置く基盤機関の研究環境等を活用するときに、当該学生の研究計画作成等の相談又は助言、並びに当該基盤機関における研究活動等の教育的支援を行う業務
(2)
学生雇用者の所属する専攻が実施する中間論文報告会又は博士論文公開審査会もしくは当該専攻を置く基盤機関が実施する研究会その他の事業に係る情報収集又は学生周知等の教育的支援業務
(3)
学生雇用者の所属する専攻又は専攻を置く基盤機関が実施する授業又は研究会等のe-learningコンテンツ並びに教員及び学生の最新研究活動情報に係るコンテンツ制作支援業務その他e-learning配受信等に係る教育的支援業務
(4)
前各号に掲げるもののほか、学生合同セミナーその他の事業遂行により学生雇用者の教育能力の開発又は育成に資すると学生雇用者の所属する専攻の専攻長又はイニシアティブ委員が認めた業務
<イニシアティブ委員>
委員長 黒須正明教授 メディア社会文化専攻 メディア教育開発センター
  新谷尚紀教授 日本歴史研究専攻 国立歴史民俗博物館
  小長谷有紀教授 地域文化学専攻 国立民族学博物館
  小松和彦教授 国際日本研究専攻 国際日本文化研究センター
  山田奨治助教授 国際日本研究専攻 国際日本文化研究センター
  安田常雄教授 日本歴史研究専攻 国立歴史民俗博物館
  小島道裕助教授日本歴史研究専攻国際日本文化研究センター
  青木久美子助教授 メディア社会文化専攻 メディア教育開発センター
  安永尚志教授 日本文学研究専攻 国文学研究資料館
  中村康夫教授日本文学研究専攻国文学研究資料館
       
 

<18年度 前期学生支援相談員>
梅 定娥 国際日本研究専攻 国際日本文化研究センター
KORNEEVA SVETLANA 国際日本研究専攻 国際日本文化研究センター
根津 朝彦 日本歴史研究専攻 国立歴史民俗博物館
西山 剛 日本歴史研究専攻 国立歴史民俗博物館
奥本 素子 メディア社会文化専攻 メディア教育開発センター
伊藤 潤 日本文学研究専攻 国文学研究資料館
一戸 渉 日本文学研究専攻 国文学研究資料館

 
【17年度 学生支援相談員】 → こちら

 

 

学生合同セミナー事業

 
   17年度学生合同セミナー

   報告書

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 18年度学生合同セミナー【文科フォーラム】

 18年度文科学術フォーラム-共通レクチャー

 
 18年度 学生合同セミナー 【文科フォーラム】
 

  【文科フォーラム】の様子 → こちら

  報告書 〈動画〉

 ※動画の閲覧は学内のみとさせていただいております。
 ユーザー名・パスワードは、葉山本部までお問合せください。

 特集号

 
1. 目的

総研大文科フォーラム企画趣旨

 「名実ともに総合研究大学院大学の大学院生です」と自己紹介できるとすれば、聞き手はどのようなイメージを彩ることができるでしょうか。
 もちろん、総合的な研究ができると言い切るのは一生不可能なことかもしれません。しかしながら、総合研究を志向する意思や視野は形成できるに違いありません。
 ではその発想のきっかけを用意してくれるものは何でしょうか。それは、様々な分野の人との交流であることは言を俟ちません。しかし、それは口でいうのは易しいのですが、いざ実際に実行しようというと必ずしもそういった機会に恵まれない現実が一方では存在します。
 それを積極的に活用しようというのが総研大文科フォーラムの試みです。民博、日文研、歴博、メディア、国文研の多様な教員や院生のイメージがすぐに浮かび、実際に面識があり、研究の相談や新しい研究会の提案ができる、そういった行動力とネットワークを培うことが、総合研究大学院大学で研究できる最大の良さであると考えています。
 昨年に船出した学生合同セミナーは、今年は総研大文科フォーラムと名称をリニューアルしました。本年度は、多くの先生方に参加していただける日程に照準を定め、さらに在学生はもとより、とりわけ新入生に参加していただくようお願いしました。一年目から今後の博士課程でお互いの知的関心を触発しあえる交流の基盤を築けるようにと考えているからです。
 「なぜそのような研究をされるようになったのですか」、「現在どのような研究関心をもっていらっしゃいますか」といった普段なかなかじっくり話せないような質問を先生や院生のみなさんにぜひしてみて下さい。そのような発想の源泉たる本質的な議論ができるよう多くの機会を設けてあります。
 ひとたび熱き交流が生まれれば、基盤機関が離れ離れになっている現状が、かえってダイナミックな分散であり、スケールの大きさを用意しているのであるという能動的な捉え方さえ生まれてくるかもしれません。専攻の壁を越えた交流は、お互いの研究テーマの共通点や問題意識を大いに刺激してくれるはずです。
 異なる事物同士をつなげて新しい意味を創出する、そしてそれが社会に響きうる。この総研大文科フォーラムが、新しい可能性創出の場になることを願って、みなさまとの良き出会いが豊かな発火となればこれに勝る喜びはありません。

2. 開催期間
平成18年9月15日(金)17時00分~9月16日(土)16時00分
3. 開催場所
国立オリンピック記念青少年総合センター
東京都渋谷区代々木神園町3-1
4. 対象者
本研究科の学生及び教職員  
5. 事業企画
平成18年度文化科学研究科学生支援相談員会議
 梅 定娥(国際日本研究専攻)
 KORNEEVA SVETLANA(国際日本研究専攻)
 根津朝彦(国立歴史研究専攻)
 西山 剛(国立歴史民俗研究専攻)
 奥本素子(メディア社会文化専攻)
 伊藤 潤(日本文学研究専攻)
 一戸 渉(日本文学研究専攻)
 地域文化・比較文化専攻(国立民族学博物館)
 黒須正明(イニシアティブ委員長)
 文化科学研究科イニシアティブ委員会
6. 日程
第一日目(9/15)
18:00~18:20 開会式
18:20~20:00 夕食会
  ・自己紹介(名札を元にした教員との対話)
・自分の研究のキーワード(5つくらい)、修士論文や是までの研究を他専攻の人に分かるように説明。翌日の個別ポスター発表聴講の参考とする。
20:00~21:30 自由に飲食・対話
21:30以降 宿泊棟へ
       
第二日目(9/16)
9:00~ 当日参加者受付
9:30~12:00 口頭発表(学生)
・各専攻の口頭発表
・パネルディスカッション形式で質疑応答開始
 (各専攻ごとに一人の教員がパネラー)
【報告者】
・長沼さやか(地域文化学専攻)
・南出和余(比較文化学専攻)
・藤野良孝(メディア社会文化専攻)
・梅 定娥(国際日本研究専攻)
・松岡葉月(日本歴史研究専攻)
12:00~13:00 昼休み
13:00~15:30 ポスター発表
・関心のある研究、調査の発表を自由に聴講、議論
15:30~14:00 閉会式
7. 費用について
参加費用 2,040円(15日飲食代及び16日昼食代として)
8. 本件連絡先
総合研究大学院大学(葉山本部)教育研究推進室



 
 
 
18年度 文科学術フォーラム-共通レクチャー-
 
 【学術フォーラム】の様子 → こちら

 
1. 目的

テーマ 「ナショナリズムの歴史と現在」

 ナショナリズムという概念はこれまですでに多角的に論じられており、多義化が進むあまりに定義が困難になっている用語の一つです。語源そのものは古く、古代ローマ帝国にさかのぼりますが、今日一般に論じられている「ナショナリズム」の起源は、近代化の過程で国民国家が形成された歴史的現象に発しています。
 この概念は、現在の日本では、六十代以上の年長者にとって「慰撫史観」であると同時に、価値観のゆらぐ若年世代にとって「癒しの運動」になっているという二層構造が指摘されています。現代のさまざまな事象をいかに読み解くか、そのために必要なのは何よりも、正確で幅の広い知識ではないでしょうか。
 このたび、総合研究大学院大学文化科学研究科を構成する5つの基盤研究機関が連携し、多様な観点からナショナリズムの諸側面に関する話題を、公開共通レクチャーとして提供し、参加者とともに議論するフォーラムを開催します。
 なお、本事業は、大学院イニシアティブプログラム「総合日本文化研究実践教育プログラム」の一環として実施されます。会場では、本事業のもとでこれまで実施された、学生の諸活動に関するポスターセッションも行います。

2. 開催日
平成19年2月24日(土)
3. 開催場所
京都リサーチパーク 4号館 ルーム1
4. 対象者
本研究科の学生及び教職員  

5. 日程
9:00~ 受付
9:30~9:40 司会 安田常雄教授(日本歴史研究専攻)
開会挨拶 新谷尚紀研究科長(日本歴史研究専攻)

9:40~12100

第1部:講演
【講演者】
・鈴木貞美教授(国際日本研究専攻)
「戦後ナショナリズムの歴史認識・丸山真男と司馬遼太郎を例に」
・玉井哲雄教授(日本歴史研究専攻)
 「建築史とナショナリズム」
・韓 敏准教授(比較文化学専攻)
 「現代中国における毛沢東の意味の多重性」
・黒須正明教授(メディア社会文化専攻)
 「情報化社会におけるグローバライゼイーションとローカライゼーション」
・谷川惠一教授(日本文学研究専攻)
 「小室信介におけるアジア」

12:10~13:20 昼休み
13:00~14:20 ポスター発表(学生)
・関心のある研究、調査の発表を自由に聴講、議論
14:20~15:50 第2部:パネルセッション
司会 安田常雄教授(日本歴史研究専攻)及び講演者
15:50~16:00 閉会挨拶 黒須正明教授(メディア社会文化専攻・イニシアティブ委員長)
6. 本件連絡先
総合研究大学院大学(葉山本部)教育研究推進室



 

学生企画事業(Student Initiative Project)


※「博物館と戦争展示比較見学プロジェクト」の実施報告書を掲載しました!


〈11月17日 文化科学研究科イニシアティブ委員会決定〉
【戦争資料館と戦跡・基地の比較見学プロジェクト -沖縄から戦争展示を考える-】
内容 地上戦を経験し戦争体験を伝える活動が活発に行われている沖縄を舞台に、戦争資料館と、基地や戦跡など資料館以外の戦争を伝えるツールを比較考察し、博物館における戦争展示について考える。
  氏名 専攻
教員責任者 安田常雄 日本歴史
申請代表者 村山絵美 日本歴史
三野行徳 日本歴史
その他の申請者 根津朝彦 日本歴史
佐貫正和 日本歴史
佐久間俊明 日本歴史
コルネーヴァ・スヴェトラーナ 国際日本
奥本素子 メディア社会文化
玉山ともよ 比較文化
伊達元成 日本歴史
工藤航平 日本歴史
渡部鮎美 日本歴史
葉山 茂 日本歴史
友永雄吾 地域文化
西山 剛 日本歴史
小山周子 国際日本
伊東まり子 地域文化
松尾瑞穂 地域文化
実施期間 平成19年2月10日~平成19年2月14日
実施場所 沖縄嘉手納基地、佐喜眞美術館 他
インフォメーション
(↓研究会開催案内等を掲載します↓)


〈6月16日 文化科学研究科イニシアティブ委員会決定〉

【博物館教育に関する共同研究~小学生の博物館訪問授業の設計と調査~】
内容 和歌山県立紀伊風土記の丘の冬期企画展「山の暮らしとなりわい」を訪問する小学生の博物館体験をフィールドとし、多角的な視点から博物館学習を調査、研究する。
  氏名 専攻
教員責任者 黒須正明 メディア社会文化
申請代表者 奥本素子 メディア社会文化
その他の申請者 松岡葉月 日本歴史
加藤幸治 比較文化
実施期間 平成18年6月30日~平成19年2月20日
実施場所 メディア教育開発センター、国立歴史民俗博物館、国立民族学博物館、和歌山県立紀伊風土記の丘
インフォメーション
(↓研究会開催案内等を掲載します↓)


〈5月19日 文化科学研究科イニシアティブ委員会決定〉

〈9月8日 プロジェクト内容変更承認〉
【日本における文化表象に関する研究】
内容 本プロジェクトは、日本において、様々な担い手によって表象されている国内外の文化を対象とし、それらの文化が表象される際に誰の手によって、どのように理解、誤解、婉曲、断片化されているのかを明らかにし、文化表象の望ましいあり方について考究することを目的とする。本プロジェクトの目的に即して、申請者各自が調査を行い、交流プログラムである合同調査や研究会は、申請者が共同して活動する。
  氏名 専攻
教員責任者 吉田憲司 地域文化
申請代表者 大内晶子 比較文化
その他の申請者 室井康成 日本歴史
蘇理剛志 日本歴史
木村裕樹  ----
実施期間 平成18年4月3日~平成19年2月28日
実施場所 各々のテーマに沿って各自調査を行う。また、期間内にて数度の研究会を国立民族学博物館、もしくは他の研究機関で開催する予定である。
インフォメーション
(↓研究会開催案内等を掲載します↓)

【第1回 研究会】  詳しくは→こちら
・開催日時:平成18年7月15日(土)
         第1部 10:00~12:00   第2部 13:30~17:00
・開催場所:国立民族学博物館内 大学院演習室(3043号室) 

〈4月21日 文化科学研究科イニシアティブ委員会決定〉

〈6月16日 プロジェクト内容変更承認〉
〈7月21日 プロジェクト内容変更承認〉
〈11月17日 プロジェクト内容変更承認〉
【文化創成の場としての名所研究プロジェクト】
内容 場所と文化事象とが相互に関連する諸問題をめぐって、文学・文化史、歴史学、民族学的研究などを含む多角的な視野から検討を行うための研究会を開催するとともに、国内外各地でのフィールドワークを行う。
  氏名 専攻
教員責任者 鈴木 淳 日本文学
申請代表者 一戸 渉 日本文学
その他の申請者 大内瑞恵 日本文学
七田麻美子 日本文学
伊藤 潤 日本文学
大野順子 日本文学
佐山美佳 日本文学
紅林健志 日本文学
奥本素子 メディア社会文化
金時徳 日本文学
実施期間 平成18年5月1日~平成19年2月28日
実施場所 伊勢、中国(北京)、岩手、京都、大阪、青森、釧路、倉敷、奈良、仙台、静岡、函館、大分、出雲、酒田
インフォメーション
(↓研究会開催案内等を掲載します↓)

【第1回 研究会】  詳しくは→こちら
・開催日時:平成18年8月21日(月) 14:00~
・開催場所:国文学研究資料館 研究棟3階講義室

【第2回 研究会】  詳しくは→こちら
・開催日  :平成18年10月20日(金) 
・開催場所:北京日本文化研究センター

※実施報告→こちら(PDF)
 
 


【第3回 研究会】  詳しくは→こちら
・開催日時:平成18年12月17日(日)
・開催場所:国文学研究資料館教育研究棟(院生室)


〈5月19日 プロジェクト内容変更承認〉
【フランスにおける「民俗宗教」研究の現状理解と日本民俗学への適用】
内容 フランスで行われている、いわゆる「民俗宗教」研究の経緯と現状を調査する。具体的には未邦訳論文、資料の購読及び日本語での概括、以上を踏まえた実地調査。これら調査の成果を日本民俗学に適用し、これを考察、学会等にて成果発表をおこなう。
  氏名 専攻
教員責任者 新谷尚紀 日本歴史
申請代表者 工藤紗貴子 日本歴史
その他の申請者 中野洋平 国際日本
ハイエク・マティアス 国際日本
実施期間 平成18年5月1日~平成19年2月28日
実施場所 国際日本文化研究センター、国立歴史民俗博物館、青森県下北半島
インフォメーション (↓研究会開催案内等を掲載します↓)

【第1回 研究会】  詳しくは→こちら
・開催日時:平成18年11月25日(土)
・開催場所:国立歴史民俗博物館

【第5回 研究会】  詳しくは→こちら
・開催日時:平成18年11月16日(日)
・開催場所:国立歴史民俗博物館

【第6回 研究会】  詳しくは→こちら
・開催日時:平成18年12月16日(土)
・開催場所:国際日本文化研究センター院生室

【第6回 研究会】  詳しくは→こちら
・開催日時:平成19年1月28日(日)
        平成19年1月29日(月)
・開催場所:国際日本文化研究センター院生室


〈7月21日 文化科学研究科イニシアティブ委員会決定〉

〈9月8日 プロジェクト内容変更承認〉
【博物館と戦争展示の比較見学プロジェクト】 終了
内容 昭和館、遊就館、国立歴史民俗博物館「佐倉連帯にみる戦争の時代」の戦争展示を実地で比較見学することによって博物館にとって戦争展示とは何かを研究考察する。
  氏名 専攻
教員責任者 安田常雄 日本歴史
小島道裕 日本歴史
申請代表者 根津朝彦 日本歴史
西山 剛 日本歴史
その他の申請者 室井康成 日本歴史
佐貫正和 日本歴史
佐久間俊明 日本歴史
三野行徳 日本歴史
堀まどか 国際日本
金 炳辰 国際日本
KORNEEVA SVETLANA 国際日本
梅 定娥 国際日本
奥本素子 メディア社会文化
玉山ともよ 比較文化
松岡葉月 日本歴史
実施期間 平成18年8月3日~平成18年8月4日
実施場所 昭和館、遊就館(靖国神社内)、国立歴史民俗博物館
インフォメーション
(↓研究会開催案内等を掲載します↓)

 千葉日報と朝日新聞の取材を受け、記事が掲載されました!
実施報告書 「博物館と戦争展示の比較見学プロジェクト」成果報告こちら(PDF)


【国立歴史民俗博物館企画展示「日本の神々と祭り」を対象とした展示研究交流会】 終了
内容 国立歴史民俗博物館の企画展示「日本の神々と祭り」を対象とした展示研究交流会
  氏名 専攻
教員責任者 新谷尚紀 日本歴史
小島道裕 日本歴史
申請代表者 松岡葉月 日本歴史
工藤紗貴子 日本歴史
その他の申請者 西山 剛 日本歴史
松尾瑞穂 日本文学
中野洋平 国際日本
奥本素子 メディア社会文化
大内瑞恵 日本文学
実施期間 平成18年4月27日
実施場所 国立歴史民俗博物館