佐藤吉文(比較文化学専攻)
 
1.事業実施の目的 【h.海外フィールドワーク派遣事業】
  博論執筆を目的としたパレルモ遺跡出土考古遺物の整理・分析
2.実施場所
  ペルー共和国プーノ県
3.実施期日
  平成20年2月15日(金)~平成20年3月15日(土)
4.事業の概要
 

 上記日程にて、ペルー共和国プーノ県プーノ市に保管中のパレルモ遺跡出土考古遺物資料の整理・分析を実施した。現在プーノ市内には2006年および2007年に報告者が実施したパレルモ遺跡考古学プロジェクト出土考古資料が保管してある。
 本出張では、2006年度出土の土器資料を中心に土器の分類・分析作業を行った。土器は時代毎に土器の製作技法や素材の違いを基準にさらに細分された。なお、対象資料が膨大であるため、本作業は現在も継続中である。
 なお、2006年度出土資料に関しては3月初旬に保管期限を迎えるため、プーノでの上記作業に先立ち、リマ市内のペルー文化庁にて遺物保管の延長手続きを行った。
 一方、2007年出土資料に関しては、分析の効率化を図るため考古資料の洗浄作業を行った。

 
 戻る