
文科・学術フォーラムは、毎年、文化科学研究科に所属する学生・教員らの交流の場として開催されてきた。
専門を異にする研究者が出会い、それぞれの問題意識・研究手法を以て接したとき、どのような発展性が見込めるのか。また、どのように自分の研究内容を他者に伝えるか、あるいは他者の研究を理解すればよいのか。多分野の研究者による交流には、一つにはこのような目的があると考える。
本年は、参加者にその目的と成果を改めて強く意識してもらうため、個々の研究の発表の場であるポスター発表を基に、具体的な交流の場を設けた。
なお、例年のポスター発表は学生の研究成果を発表する場として開催されてきたが、今年度は教員も参加して研究発表を行った。
今年は、ポスターのなかから投票により優秀賞を選出し、午後のワークショップではそれを基に議論した。